[お好み別]コーヒーを淹れるお水選びのコツ

コーヒーを淹れるときのお水って、どうしていますか?
「水道水はちょっと……でも何を選んだらいい?」
コーヒーにはどんなお水がいいのか気になるけど、いまいちピンと来ない、そんな方も多いのでは?
そこで今回は、コーヒーインストラクター&おうちコーヒーロースターのMaoが考える、“コーヒーを淹れるお水選びのコツ”をまとめてみました!

コーヒーにおすすめのお水

|使うお水で味わいが変わる!?コーヒーの味に影響するのは“お水の硬度”
コーヒーを美味しく淹れることが楽しくなってくると、なんとなく気になるお水。
使うお水を変えると、やはりコーヒーの味わいも変わってきます。
ただし、コーヒーは嗜好品なので、使うお水の正解があるのではなく、
ご自身のお好みにあったお水を選ぶことが、美味しいコーヒーを楽しむコツ!
それでは、どんなお水が関係してくるのでしょうか?

 

|お水は大きく分けて“硬水”と“軟水”の2つ
私たちが飲んでいるお水は“硬水”と“軟水”に分けられます。
その違いは、マグネシウムやカルシウムの含有量を示す硬度によるもので、
硬度の高いお水=“硬水”は、口当たりが重く苦味が感じられ、
硬度の低いお水=“軟水”は、まろやかな口当たりとさっぱりとした風味が感じられます。
また、日本のお水は、沖縄本島や一部を除いて、水道水や国産のミネラルウォーターはほんとんどが“軟水”。
そのため、日本人にあっているお水は“軟水”だとも言われています。

 

|コーヒーはまろやか派♡さんには“軟水”がおすすめ
硬度の低い“軟水”は、コーヒーの酸味をおさえてまろやかな味わいに。
また、“軟水”にはコーヒーの成分に影響を与えるミネラルが少ないので、コーヒー本来の味を抽出しやすいとされています。
一般的には“軟水”で淹れたコーヒーの方が飲みやすいと言われがちですが、酸味のあるコーヒーが好きな方だと物足りなさを感じることもあるようです。

ちなみに“軟水”とは
・日本の水道水(沖縄本島など一部を除く)
・国産のミネラルウォーター(例:いろはす / 六甲のおいしい水 etc)

*水道水は軟水ですが、コーヒーの風味に影響する水道水臭さ(=塩素臭)があるため、ブリタなどの浄水器を使うか、3~5分煮沸させて塩素を抜いてからの使用がベターです

 

|コーヒーはどっしり派♡さんの方は“硬水”がおすすめ
硬度の高い“硬水”はマグネシウムが多く含まれているので、コーヒーの苦味が際立ち、どっしりとした味わいに。
ただし、“硬水”には溶け込んでいる鉱物が多く、抽出の妨げになることもあり、
硬度が非常に高いお水(=超硬水)を使うと、コーヒーの成分がほんとんど抽出されず薄い味になることも。
苦味が強いコーヒーが好きな方は、中硬水〜硬水でトライしてみては。

ちなみに“硬水”とは
・外国産のミネラルウォーター(例:エビアン / コントレックス / vittel etc)
・ヨーロッパの水道水

*硬水はマグネシウムの影響でおなかがゆるくなってしまうこともあります。

 

|番外編…おうちコーヒーロースターMaoは“ブリタ”を愛用
ほぼ毎日水出しコーヒーを仕込んだり、ホットコーヒーをハンドドリップしたりする私は、“水道水+ブリタ”の組み合わせ。
つまり、“まろやか&軟水派”です。
かつては、蛇口に設置するタイプの浄水器は衛生面が心配だったり、
ミネラルウォーターをまとめ買いしていたりもしましたが、
コーヒーやお料理にかなりのお水を使うので、塩素を簡単に取り除き、硬度を下げてまろやかなお水がカンタンにできる“ブリタ”を愛用しています。
ちなみに場所を取らず、衛生的に使えるところも◎ですよっ。

 

いかがでしたでしょうか?
お好みやお豆にあわせて、お水もぴったりのものを選んで、ステキなコーヒータイムをお楽しみください♡

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